『ユニークよりスタンダード』
ある住宅雑誌に『ユニークよりスタンダード』という言葉を見つけました。
私も常々思っているフレーズです。
値段は高いけど、手に入れたいと憧れる有名ブランドの品々それらの中に、長い年月スタイルを変えることなく、愛され続ける定番と呼ばれるスタンダード商品があります。
なぜ愛され続けるのか・・・理由があります。
『縫製が実に丁寧』
『時代に左右されない美しさ』
『素材の良さ』
『使い心地の良さ』
そんな品は、母から娘に・父から息子に譲られ、大切に使い続けられます。
それって、住宅も同じでは・・・
私は、家族が毎日暮らす住宅は、スタンダードが良いと話ます。
屋根は、建物を雨や雪から守る役目窓は、風を通らせ、明るい光を取り込む役目、庇や軒は、光を調整し、外壁を風雨から守る役目。そんな、それぞれのの役目をきちんと果たし、丁寧に造られたスタンダードな住宅は、きっと次世代に譲られ住み継がれる住宅になると思います。
そして、私の愛する《木》は永遠に変わらぬブランド素材です。