本の伝統と暮らし

8月21日(日)福井新聞の掲載記事に ふと目が止まりました。

そこには、米国の建築家が見た日本の伝統的家屋のパッシブクーリング(電力を使わない冷却法)について書かれており、坪庭・縁側・深い軒・小さな裏庭・・・それらが作る冷たい空気のエアポケットが家の中に涼しい風を送り込み、通り抜ける・・・と

今全国で推奨されている『グリーンカーテン』

昔はどの家にも、軒先に日よけの朝顔や瓢箪等のつる植物をはわせていた事を思い出しました。

3・11の大災害の後、現代の暮らし方を見直そうと皆が始めだした『グリーンカーテン』。

家の外観を美しく涼しげに飾り、ゴーヤ等収穫出来る一石二鳥のアイデア

それは祖先の残してくれた貴重な知恵やアイデです。

便利さだけを追わず、今一度先人の暮らしの知恵に目を向け、環境を大切に暮らしたいものですね。

このページのトップへ