日本の住まいと窓

*** 2012年 *** 

思いがけないゲリラ雪に襲われて 一年がスタート!

ハッと気付けば、今日はもう3月3日『雛祭り』・・・筆不精トホホ・・・

という訳で久々に本日は日本の住まいの事を!

小原二郎さんの『日本の住まい』の中で、≪窓≫について興味深いことが書かれているので紹介いたします。

古い西洋の建物は、レンガなどを積み重ねた壁に風を通す為の穴 つまり『風穴』を開けた⇒ウィンドゥ

日本では、二本の柱の間を『マ』、そしてそこに入れた薄い建具が『ト』で『マド』と呼ばれ、基本は全面開放を意味する・・・とありました!

窓の原点は、西洋の家では壁の穴、日本の家では外への出入り口・・・という訳です。

高温多湿である日本の夏には、そのような足元迄開放された大きな『マド』から イ草の畳表を渡ってくるさらりとした風が心地よい!!そんな事を大切にした家づくりが【日本の家】となったのですね

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